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イチゼロの1から説明せーや!

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企業は【将棋】に例えられることがあるが違和感を感じずにはいられない

こんにちは!イチゼロです。

今回は個人的な気持ちを文章にしたいと思います。
もっぱら愚痴のような内容になるかもしれませんが、もし興味のある方はご一読して頂けると幸いです。


もくじ

なぜ将棋に例えられるのか?


まず初めに私は将棋に精通しているわけではありません。小学生くらいの時に少し祖父から教わった程度の知識しかありません。
しかし大まかなルールは知っています。将棋って同じだけの駒をお互いに操って最終的に王将を討ち取ったほうが勝利となる戦略的ボードゲームですよね。

なぜ企業は将棋に例えられる事があるのでしょうか?
それは至極簡単な話で企業と将棋の『手持ちの駒』での勝負という点が類似しているからだと思います。
役員(プレイヤー)の指示によってその駒(社員)が行動し、その行動によっては局面が大きく変化する事も似ていますしね。企業と将棋って比喩表現するには相性ばっちりだと思うんです。
しかしこれって凄く的確な表現だとは思う反面、適切な表現だとはどうしても思えないので以下からその理由を書いていきたいと思います。


的確な表現だと思う理由

まずは企業全体をざっくりと分割すると、平社員・上司・役員・マネージャー・社長etc...。企業にはたくさんの人が居ます。
その中で一番多いのは大体の企業が『平社員』でしょう。これは将棋で例えるなら『歩』と同じ立場になる人でしょう。将棋も同様に『歩』の数が一番多いです。
『歩』は常に戦場の最前線に配置されられているにも関わらず、駒としての機能は【前方向に一歩前進】しかできません。敵陣の内部を切り開く為には必要な駒であることに違いはないのですが、時には意図的に犠牲にする事もあります。


一見『歩』はただの可哀想なだけの駒に見えますが、ごく一部敵陣に潜り込むことに成功した『歩』は『と金』に昇格し、将棋の中でも強い駒の『金』と同等の戦力に成り上がる事ができます。


以上の事から


歩(平社員)=後方で構える上役を安全に進める為に最前線での戦いを強いられる。時に犠牲にされる事もあるがごく一部の『歩』は『と金』に昇格する事ができる。

となりますよね。
あくまで『歩』の立場の私が思うに、なんて的確な表現なのかとビックリします(笑)
企業のピンチに陥った時に真っ先にクビの候補に挙がるのは平社員ですし、昇格を成し遂げる事ができる『歩』がごく少数な事も当てはまってます。



適切ではないと思う理由

将棋は同じ戦力での戦略性を競う競技だという事


私が適切ではないと思う理由ですが、ここで重要なのが『将棋はお互いの戦力が平等である』という点です。
そりゃ戦略性を競うのですから当然ですよね、片方は好きな駒を好きなだけ使っていいですよーなんてなったら勝負になりません。

しかし企業においてはこの【好きな駒を好きなだけ使っていい】が成り立つ筈なんです。

企業間の競争なんて法律の縛りこそあれど、社員の質に関して規制するような法律はないはずですからね。


極端なことを言えば持ち駒を全て『飛車』や『角』で埋めて勝負することだってできるんです



『歩』でありながら『歩』と同等ではない


人間は学習や教育をする事で、『と金』に留まらず、『飛車』や『角』といった戦場を縦横無尽に駆け回る存在にだって成り得る可能性をもっています。
その気になれば『歩』から始まった人間が『王将』になる可能性だってゼロではないんです。


これが最も将棋と異なる点で、人間を駒に例えることそのものが間違っていると思うのです。
ほとんどの人が『歩』から始まりますが、その『歩』の中には全方向に進めるものもあれば、他の強い駒と同等の働きをするものもあります。それってもはや『歩』ではないですよね。


でも『歩』以上の事をこなしながらも、『歩』でいる事を強いられている人が多くいることが現実です。


上が「お前は歩だな」って言えばその人は『歩』になってしまうんです。
上が黒を白と言えば、黒が白になってしまうんです。


本当に腐ってますよね



個人なら良いが、企業側が将棋を例えに出すのはやめて欲しい


少しネットで調べていると



『面接の際に自分を将棋の駒に例えたらなんですか?と聞かれた』




という内容のスレッドを見つけました。これを見た時にそんな事聞いてどうするんだろう?という思いと同時に胸糞悪い気持ちになりました。
仮に自分を良く見せようと強い駒で答えても鼻で笑われるだけでしょうし、逆に弱い駒で例えるとそれ相応の評価になるでしょう。

だいたいそんな質問をするって事は、『我々はあなた達を駒として見てます』って言ってるようなもんですよね。

そんな企業に入りたいですか?私はお断りです。



「その質問はどう機転を利かせた解答が出来るかを見てるんだよ!!」



とか言う人も少なからず居るかもしれませんが、面接に来た本人は【面接】をしに来ているんであって【大喜利大会】しに来てるんじゃありません。
もし下らない質問に機転の利いた解答をするスキルが必要なら募集要項にそう書いておいて下さい。
就活している本人は人生かかってるんです。面接官の「こんな質問しちゃう俺って洒落てるやろ??」みたいな質問はやめて欲しい。



まとめ

今回は主に愚痴のような内容になりましたが、ほんと不満って書きだしたらきりがないですね。
まだまだ言いたい事はたくさんあるのですが、思っていることを全て文章で書く事の難しさを痛感します。

まとまらない文章ですが今回は


企業と将棋は似てるけどイコールではないんだよ!!

って事が言いたかったのと、最近よく耳にする面接の際のくだらない質問に対する愚痴を書きたかっただけですかね。
面接ではその人が企業に適しているかなどを見極める事に時間を割いて欲しい。そんな質問で落ちましたってなるとやりきれないでしょうしね。


まだ就活を頑張っている方もいると思います。


良い企業に巡り合えるよう、頑張って下さい!!応援してます。


それでは!!